最初の3秒

人生において、自分の周りの環境がガラリと変わる時期が何度かあります。

 

 

3月を迎えると、自分が初めて社会に出て、会社に出社した頃をなつかしく思い出す。

それまでは、親や先生が敷いたレールの上を走っていればよかった。
ところが、やり方もわからないのに自分でレールを敷き、自走することを強いられる。横並びのぬるま湯の生活から、同期と比較され競争社会へほおり込まれるわけですから、そのギャップについていけません。

 

 

 

 

社会人として、最低、身につけておかねばならない基本の細かいところまで、会社の研修ではフォローしてもらえないんですから。

フレシュマンにだけでなく、結婚や転勤、転居(老後の施設入居を含め)など新しい人間関係の輪の中に飛び込む際の重要事項について書いてみたいと思います。

新しい環境に入っていく際、一番大切なのは第一印象。
これは、たったの3秒で決まるらしいのです!

恐ろしいことですが、第一印象だけではなく、第四印象まであるらしい。それでもトータル9秒といわれているんです!

第一印象では見た目と表情、そして挨拶といわれています。

 

第二印象が動作、態度。

 

第三印象が話し方。

 

第四印象が話の内容。

 

 

つまり第一印象の3秒で相手の心をつかむには、まずは挨拶。明るく元気よく、礼儀正しい挨拶をすることが重要。そして表情はもちろん笑顔で!

元気な挨拶と親しみやすい笑顔は最強の武器ってわけです!

 

 
…それでもやっぱり最初は緊張で声も表情も固くなってしまうかもしれません。
なんたって3秒なんですから。それをフォローするために、「身だしなみ」などで好印象を与えるポイントとはなんでしょう。

「身だしなみ」はとにかく清潔感があること! 髪型はそのシィツエーションにもよりますが、お辞儀をして戻った時に、前髪が顔にかからない状態がやっぱり理想。似合っているという点もはずせません。

服装はサイズの合わないものは絶対ダメ! 服に着られてる感が出てしまうと台無しです。
確かにビシッと着こなしてる人ってカッコイイです! 袖とか肩とか、洋服はジャストサイズに直さなきゃダメってことですね。

大事なことは“キビキビ・ニコニコ・ハキハキ”。これを心がけていればまずは良い印象を与えられると思います。

わがサロンにも、3月の終わりにフレシュマンが5人やってきます。迎えいれる側も、 しっかりして彼らの夢と希望を壊すようなことがあってはなりません。

 

 

「挨拶」「返事」、凡事徹底して春を迎えたいですね。